バッテリーの役割
バッテリーは、スターターに電力を供給してエンジンを始動する重要な役割を担っています。また、ヘッドライト・ブレーキランプといったランプ類、パワーウィンドウ、ワイパー、カーナビ、オーディオなどたくさんの電装品にも電気を供給しています。エンジン停止中でもこれらの電装品が使え、快適な車内環境で過ごすことができるのは、バッテリーのおかげです。
バッテリーが働く仕組み
バッテリーの内部は主に、プラス極板、マイナス極版、電解液で構成されています。極板は鉛、電解液は希硫酸でできており、この２つの物質化学反応によって極板同士の間を電子が移動する事で、バッテリーが電気を蓄えたり、電気を供給したりします。
(バッテリの構造図）
バッテリーの使用限度
使用限度となるチェックポイント
バッテリーの劣化には主に、①電解液の減少 ②極板の劣化 という2つの原因があります。
電解液が減るとバッテリーが蓄電できる容量が少なくなり、極板が劣化すると通電が悪化しバッテリーが上がりやすくなります。
一昔前の車に積まれていた多くのバッテリーは、ヘッドライトが暗くなる、パワーウインドウの開閉が遅くなるなどの明確な兆候を示しましたが、最近のバッテリーは基礎性能の向上により、兆候なく突然に使用期限を迎える事があるため、定期的にチェックすることが重要です。
交換時期を過ぎて使用し続けると、、、、
突然放電ができない(バッテリー上がり)状態となり、エンジンを始動したり、電装品を利用できなくなるリスクがあります。
バッテリーの交換時期は、製品・使用環境・保管環境によって大きく異なりますので、日常点検や定期点検で状態を確認することが大切です。
ぜひお近くの工場にご相談ください。
ヤナセオートシステムズ取扱い商品紹介
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